himawari333のブログ

40代バツイチ、子持ちのささやかな幸せ、恋愛事情を綴ります。

イルミネーションを見に

イルミネーションを見に車で移動した。

とても混んでいて、駐車場から会場に行くのも少し歩かねばならない。


車から降りて、彼の歩くスピードになかなか追いつけず


「は、早いね。。」と空を見上げて笑いかけた。


彼は少し照れたように

「早かった?」


と、歩くスピードを落としてくれた。


イルミネーション会場は、本当に素敵。どこを見てもキラキラ輝いていた。


子どもが光る飴を持っていた。


「どういう、仕組みなんだろう?気になる〜」

と彼。

「買ってみれば?」と私。


たわいない話で盛り上がる。


屋台もたくさんでていて

美味しそうな食べるスープが並んでいたので、彼と、私と別々なものを注文して買った。


そして、座ってまた話した。


途中彼が


「食べる?」


とスープカップを差し出した。


(えっ。。)と内心ドキドキのわたし。


まるで本当のカップル見たいじゃん。


と思いつつ、ありがたくもらう。


「美味しいね」


2人でそう言い合った。


夜10時ごろには家に帰る約束をしていたので、その土地を最終19時ごろには出なくてはならない。


彼も時間を気にしてくれて、最寄の駅まで送ってくれることになった。


なんとなく2人とも名残惜しい感じになっていた。


無人の真っ暗な駅。

電車が来るまで、車の中でまた話す。


柄にもなく気持ちは昔の少女のように、ドキドキ。手も無意識に頬に当てていた。


「なんか、むちゃくちゃ、ひまわりさんて乙女なんやーん」


と冗談ぽく言われる。


子どもがいることも知ってる。

ある程度歳がいってることも知ってる。


でも、そんな風に扱われたことが新鮮でまた嬉しかった。


少し甘いムードになりかけたけど、


イヤイヤ、友達。


彼は10近くも年下。


割り切るのだよ、と心の声。


うん、また会えるよ、きっと、


と思いながら


「もう時間だね。今日はありがとう」


といって車を降りた。


彼は私が電車で行ってしまうまで車から降りて見送ってくれた。


やばい。。惚れそうだ。。。